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コース紹介:キャラクターデザインコースについて
 キャラクターデザインコースは、2013年度にマンガ学部マンガ学科内に開設された新しいコースです。
 このコースを志望する受験生の大半は、ゲーム・アニメ・ライトノベルなどをいろどるマンガ的要素の強い絵やイラストをイメージしているようです。つまり、ゲームやアニメ、ラノベなどに登場する人物や配役を絵にしたものがキャラクターデザインというわけです。
 でも、キャラクターの概念は、こんなに狭いものではありません。
 まず、キャラクターの意味を調べてみましょう。キャラクターという言葉は、もともとは英語で、次のような意味があります。
キャラクター 【character】
1 性格。人格。その人の持ち味。
2 小説・劇・映画などの登場人物。
3 文字。記号。
(小学館「デジタル大辞泉」参照)
 ゲームやアニメの原作となるストーリーマンガでは、「キャラを立てる」ことが重要だと言われています。この「キャラ」とは、もちろんキャラクターのこと。「キャラを立てる」とは、主人公を含む登場人物の性格や人格が、一目でわかることが重要だということを示した言葉だといえるでしょう。
 これはゲームやアニメ、映画、ドラマ、小説などの登場人物についても同じです。とりわけビジュアルの要素が強いゲームやアニメ、ラノベの表紙などでは、一目見たときに瞬時にキャラの性格・人格がわからなければいけません。
 キャラクターデザインコースでは、小説のさし絵から社会現象を象徴するキャラクターのデザインまで、キャラクターについて幅広く学び、多彩な表現方法を身につけていきます。
 また、デジタルでの表現、着ぐるみなどの立体表現など、ただ絵を描くだけではない、幅広いキャラクターの表現について学んでいきます。
 同時にキャラクターデザインコースでは、キャラクターに関連した企業への就職を意識して、グループによるアイデア作り、作品の共同制作、あるいは自分の作品のプレゼンテーションといった「コミュニケーション力」を高める訓練もしていきます。
 企業という組織の中で働くときは当然ですが、マンガ家やイラストレーターというフリーランスの職業にもコミュニケーション力は欠かせません。打ち合わせやプレゼンテーションができなければ仕事にならないのが現実だからです。
「他人とのコミュニケーションが苦手」「共同作業には向いていない」という人でも、「キャラクターを創る仕事がしたい」という熱意さえあれば、トレーニングによって容易にコミュニケーション力を身につけることができます。
 大事なことは、前に進もうとする気持ちです。
 もし、将来、キャラクターに関連した仕事をしたいと考えている人は、ぜひ、京都精華大学マンガ学部マンガ学科キャラクターデザインコースの門を叩いてみてください。
京都精華大学マンガ学部マンガ学科
キャラクターデザインコース
コース長:すがやみつる

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